
水分はからだの働きに動大きく影響を与えます。体内に保有されている水分が2%落ちると有酸素運動のパフォーマンスに、3%体重が落ちると筋力に悪影響が出ることも確認されているそう。
水分が不足すると頭痛や吐き気などの不快な症状が現れたり、血流が滞ってお肌のトラブルに繋がることもあると言われています。特に運動をしている人は、水分不足になりがち。日頃から水を飲む習慣がないという人は、意識して摂取しなければ、知らない間に水不足に陥っているかも。
今回は、自分に必要な水分の量を考える方法を2つご紹介します。
体重をベースに決める
体重23kgあたり水分1リットルの摂取が目安です。体重が70kgの人の場合、約3リットルが必要になるということです。
厳密には気候や運動の量、体質によって必要な水分が異なるのであくまで標準的な目安です。極端にいえば、同じ体重60kgの女性でも、北海道に住んでいてあまり汗を描かない体質の人と、沖縄に住んでいて週に5回有酸素運動をする人とでは、放出されていく水分の量が異なります。次にご紹介する尿の色で判別する方法と組み合わせて判断するのが良いでしょう。
尿の色で決める
図の色を参考に、尿の色で水分摂取量を決める方法もあります。尿の色が1〜3の範囲に当てはまれば十分な水分を飲めていて、7の色よりも濃いようであれば不足しています。ただしビタミンを多く摂取しているとその影響で尿の色が変わることがあるので注意が必要です。